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ズームインフォ テクノロジーズ A(ZI)

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ズームインフォー・テクノロジズ(ZoomInfo Technologies Inc)は、子会社を通じて、販売およびマーケティングチームに市場投入インテリジェンスおよびエンゲージメントプラットフォームを提供する。

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【事業内容】

クラウドベースのプラットフォームは、インテリジェンスと分析を提供して、販売およびマーケティングの専門家に、対象となる組織および専門家に関する情報と洞察を提供する。そのプラットフォームは、人工知能と機械学習技術を活用して、各種の生データイベントを処理し、それらを実用的な洞察に洗練させる。そのプラットフォームは、継続的に公開ソースからデータを収集、キュレート、検証して、洞察を作成する。ソフトウェア、ビジネスサービス、製造、電気通信、金融サービスと保険、小売、メディアとインターネット、輸送、教育、ホスピタリティ、ヘルスケア、不動産など、各業界にサービスを提供する。また、顧客のライフサイクル全体を通じて販売、マーケティング、および収益の運用を自動化するデータ品質管理ツールも提供する。

クラウド上で営業マン向けの顧客データベースを提供

ズームインフォ(ティッカーシンボル:ZI)は、営業マン向けに顧客データベースをクラウド経由で提供する企業だ。なお、ビデオ会議アプリのズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ティッカーシンボル:ZM)とは何の関係もない。

およそリモートワークで最も難しいのは、営業の際に「直接相手を訪問することなく、どうやって商談成立まで持って行く?」ということだ。相手企業を訪問して直接面談すると、いろいろな相手の事情や情報を聞き出すことができる。しかしリモートでは、なかなかそういう情報が得られない。

ズームインフォは、リアルタイムで見込み客の最新情報を更新し、それに基づいて正しいコンタクト先の提案や、より成功確率の高い見込み客から順番に並べるランク付け、顧客購入意向シグナルの微調整、エンゲージメント状況の記録、インサイトの分析などのサービスを提供する。

データベースに収録されている企業数は1400万社で、コンタクト先の個人情報1.2億件を収録している。

ズームインフォを使えば、「見込み先企業の担当者が自分の会社のウェブサイトを訪問したかどうか?」「自社の他のセールスマンが既にその企業にアプローチしているか?」「見込み先企業の組織がどうなっていて、誰が意思決定の権限を持っている?」などのセールスマンにとって不可欠な情報がすぐ分かる。

2020年現在、ズームインフォの顧客には、コカコーラ、SONY、ステートファーム、UBS、バンクオブアメリカ、ユナイテッドヘルス、ベストバイ、ターゲット、ウォルマート、フェイスブック、ウーバー、コロンビア大学、シカゴ大学、ヒルトンホテルズ、マリオット、スターバックスなどが顧客として名を連ねている。

ズームインフォは、サブスクリプション・モデルを採用しているので、売上の予想が立てやすいし、セールスサイクルは30日と短い。また、営業データベースの逐次更新は一度システムを構築すれば追加費用が余りかからないので、ビジネスとして高マージンでありキャッシュフローも健全だ。

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