パランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies Inc.)は、教育機関向けのソフトウェアプラットフォームを構築する。
【事業内容】
非政府産業で働く顧客にサービスを提供する商業セグメントと、米国連邦政府及び非米国政府の機関である顧客にサービスを提供する政府セグメントの2つの事業セグメントを運営する。「Palantir Gotham」(ゴッサム)と「Palantir Foundry」(ファウンドリー)の2つのソフトウェアプラットフォームを構築する。ゴッサムは、防衛及び諜報機関のアナリストのために構築されたソフトウェアプラットフォームである。ゴッサムを使用すると、信号インテリジェンスソースから情報提供者からのレポートに至るまで、データセット内に隠されたパターンをユーザーが識別できるようになり、米国及び関連する軍人を支援する。ファウンドリーは、組織のデータの中央オペレーティングシステムを作成する。ユーザーはデータを統合して分析できる。
米国国防省などの顧客相手にビッグデータの解析を行う
パランティア(Palantir、ティッカーシンボル:PLTR)は、ビッグデータの解析を米国国防省などの顧客に対して行っている企業。ここで言う「ビッグデータ」とは、エクセルのスプレッドシートに収まりきらないような膨大で不揃いなデータを指す。例えば、人工衛星から写したテロリストのアジトの写真などが該当する。
そうしたビジネスの性格上、パランティアは顧客の秘密を厳守する必要があり、また極めて専門性の高い作業を行っている。投資家からは「一体、何をやっている会社なのかよくわからない」という声が上がりがちだが、これはその事業内容から考えて仕方のないことである。
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