オブセバ(OBSV)

オブセバ（Obseva SA）は、製薬と医療研究分野で活躍するスイス会社である。

【事業内容】

妊娠から出産までの女性の生殖に関する健康を治療するための経口化合物を開発する。パイプラインには、3つの製品候補が含まれる。リンザゴリックス（OBE2109）は、子宮内膜症（臨床試験の第2b相）及び子宮筋腫（臨床試験の第3相）の治療を目的とした経口性腺刺激ホルモン放出ホルモン（GnRH）受容体拮抗薬である。Nolasiban（OBE001）は、経口オキシトシン受容体拮抗薬が臨床試験の第3フェーズを受けて、胚移植時に子宮収縮を阻害する可能性があるため、生殖補助医療（ART）中の胚着床が強化される。OBE022は、早産を制御するために設計された経口及び選択的プロスタグランジンF2アルファ（PGF2a）受容体拮抗薬（臨床試験のフェーズ2a）である。