コントラフェックト(ContraFect Corp)は、臨床段階のバイオテクノロジー企業である。
【事業内容】
生命を脅かす抗生物質耐性感染症に対する新しい治療法として、溶解素とアムリンペプチド等の直接溶解剤(DLA)の発見と開発に焦点を当てる。代表的なDLA候補として、菌血症、肺炎、骨髄炎等の深刻な感染症を引き起こすメチシリン耐性(MRSA)株を含む黄色ブドウ球菌(Staph aureus)を標的とする治験中の新規溶解素、exebacaseがある。溶解素製剤候補である「CF-301」は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌及び感受性黄色ブドウ球菌による心内膜炎を含む黄色ブドウ球菌の菌血症治療薬として開発される。exebacaseは、MRSAまたはメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)による右心内膜炎を含む黄色ブドウ球菌の菌血症を対象に、第Ⅱ相臨床試験を実施中である。
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